10000字インタビューに向けての遺言 ~実践編~

分析編、いかがでしたか?

「分析編、なにそれ?」という方はぜひこちらから。

 

sixyolo51.hatenablog.com

 

なんかのレビューみたいな書き出しになってしまいましたが、

今回のテーマはこちら!

「10000字インタビュー、受けてみた!」

 

分析から学んだ10000字インタビューの特徴を駆使しながら、

命日を迎える前に自分の脳内を書き連ねておこう!というわけです。

 

では早速!

 

10000字ロングインタビュー 

「私がSixTONESを知ったころ」

SixTONESに落ちる前「Jr.を推し始めたら終わりだ」って言ってたの覚えてる?

はい、覚えてます。高校時代、周りにジャニオタが多かったんです。

地方に住んでいたのもあって追うのがとても大変そうで、かつあまりの沼の深さと広さに驚いてしまって。そんなことを言った記憶があります。

ーそんなことを言っていたのにどうして踏み込んでしまったの?

友達のせいですね。

ー高校時代の?

そうです。周りにいたジャニオタの一人です。

思えばNEWSに落ちるきっかけになったのも当時(中学時代)の友達のせいですね。

ーいい友達がいるんだね(笑)

いいんですかね?まあ、私の精神と財政の破綻を受け止めてくれるくれる大切な友達ですね。

ーそんな友達はどうやってSixTONESを教えてくれたの?

高校を卒業する年…なので2018年ですね。受験も終わって長い休みだったので友達がついに東京遠征に繰り出したんです。私は「いってらっしゃーい、気が向いたらレポ聞かせてね~」と軽い気持ちで送り出しました。

ー2018年春っていうと『ジャニーズJr.祭り2018』かな?

そうですそうです!友達はその合同公演に行ってたんです。

でも友達が教えてくれたのは合同公演での出来事ではなくて、SixTONESの単独公演での出来事だったんです。「松村北斗がシゲのあやめやったよ」って。

ーそれで松村北斗くんの存在を知ったんだ。

そうですね。名前は時々聞いていたので知っていたんですが、意識するようになったのはその時かもしれないです。すごい子いるんだなって。

ーなんですごいと思ったの?

加藤さんの作るソロ曲って世界観が独特で。ファンでさえも圧倒されるというか、本人もしげしげしいって表現を使うくらいエモーショナルなんです。そんなソロ曲をやってくれるJr.の子がいるんだ!ってめちゃくちゃ嬉しいとともに、すごいなって。

ーでも実際にみたわけじゃないよね?

そうなんですよ、見なければハマることはなかったと思うんですけど、丁寧に友達が情報局の動画を見せてくれて。

ー見ちゃったんだ

みちゃいましたね~。想像していたものの何倍も感情的ででも完成された思想というかは儚さと切なさが共存している感じで。加藤さんのとはまた違った魅力があって思わず引き込まれました。

ーそれでSixTONESに落ちたんだ

いや、というわけでもないんですよ。

その時は「ソロやってくれたすごい子がいるな~きれいだったな~」で済んだんですよね、私があんまり一つのきっかけで急に落ちるタイプじゃなくて、じわじわ蓄積されていつの間にか落ちてるタイプだっていうのが大きいかもしれません。

ーじゃあその後じわじわとSixTONESを知っていくことになったと?

まあそんな感じですね。伝言板で加藤さんと北斗さんがやり取りしているのを見たり、どうやら手越さんが京本さんと仲がいいらしいということを知ったり、あれ作曲してたんだ!って思ったり。NEWS関連で少し聞くことがあったかなという感じです。

その時点ではまだグループの正しい読み方知らなかったです。知っていたのはジャニーズ内の兄弟が多いグループだってことくらいですかね(笑)

ーその蓄積が確信に変わっていくきっかけって何だったの?

それから約1年後、『映画 少年たち』です。友達に連れていかれました。

ー例の高校時代の?

その通りです。実は一緒に上京してきたんです。

その友達から「チケット余ったから行かない?」っていわれて。映画のチケットって余るのか?と思ったら、「実演付きだから」という謎の返事で。聞いてみてびっくりしました、映画の後パフォーマンスするとか、そんなことあるんですね。

ーハハハハハハ。

映画見に行くんだったらちゃんと顔と名前ぐらい覚えていかなくちゃな、とそこで初めてSixTONESSnow Manの顔と名前を覚えました。グループの読み方が分かったのもこのあたりです。

ー少年たち、どうでした?

ジャニーズエンターテイメント!!!

これぞジャニーズ!を見せつけられた気分でした。やっぱり一番気になっているのは北斗さんだったのでダイケンのニット×ダッフルがすごくかわいかった記憶が強いですね。

ー実演で初めて生でJr.を見たんだね

何よりも近さに驚きましたね、普通に横に来るんですもん。イケメンが。

7MEN侍さんとJ2が来た回だったんですが、J2の圧倒的オーラと身長の高さに驚きました。「うわ、強っ」って。

あとMCのジェシーがはちゃめちゃで面白かったの覚えてます。

ーそれがきっかけ…でもないよね?

よくわかりましたね。そうです。明確なきっかけっていうのは私自身よくわかってないんです。

でもこの少年たちをきっかけにJr.を、特にSixTONESをよく見るようになったのは間違いないと思います。

ーそれからすぐにパーフェクトワールドの制作発表がある時期だよね。

これは大きかったですね。もし落ちたきっかけをどうにかして3つに絞らなくちゃいけないとしたら少年たちが1つ目、このパーフェクトワールドが2つ目ですね。

ー北斗くんが出ると知って見ようと思ったの?

それが違うんです。もともと原作が好きで、ずっと見ようとは思っていたんです。

しかも主演は俳優の推し、松坂桃李くん。見るしかないじゃないですか。

ーそうだね。

それで共演者誰なんだろう…と思ったら、いたんですよ。茶髪の松村北斗が。

黒髪のイメージだったのでびっくりしました。その時は「あ、役で茶髪なんだ!似合うな~」としか思ってませんでしたが、今となってはその貴重さに驚きますね。

ー実際にドラマを見てみてどうだった?

驚きました。知的でクールで艶やか、ミステリアスな色気あるお兄さんだと思っていたのに、ドラマの中ではすっかり陽気なわんこだったんです。ドラマの中に3匹わんこがいました。にもかかわらず葛藤や怒りを表現する俳優としての顔もあって。完全にしてやられました。迷わずBD-BOX買いました。松村北斗に関してはここで沼への一歩を踏み出したと思います。

ー北斗くんに関しては分かってきたよ。じゃあ3つ目を教えてくれる?

3つ目はやっぱりYouTubeです。ちょうど私が興味を持った時期にジャニーズJr.チャンネルが開始されていて、知りたいなと思った時期に動画を見れる、しかも更新頻度が高く新しいものが見れる!というのがありがたかった記憶があります。

ーいつ頃見始めたの?

それが・・・割と遅いんです。多分。

ー多分?

いや、記憶に残ってなかったのであれなんですけど、どうやらチャンネル開設当初にちょっと見てたっぽいんですよね。某友達とのLINEにわたしがゆるゆるとSixTONESに落ちる記録が残ってるんですけど、2018年3月30日に単独横アリの舞台裏見てるんですよ。

「いっつも楽屋最後の松村北斗さんいいね」って感想が残してありました。

そこからも定期的にURLが送られてきては見てたみたいですね。Jungleも見てました。受動的にだったので覚えてないのかもしれません(笑)

あ、あとMV!あれは投稿されたその日に学校の友達に見せられました。花びらの量のインパクトがすごかったのは覚えてます。

ー自分から見るようになったのはいつなのか覚えてる?

自発的に見たのはMr.ズドンというワードが気になってYouTubeを開いたのが最初だと思います。その日、夜通し見てました。2019年4月の末ですね。

この時点で「北斗さん人に興味にないの?」って言ってる私、まだまだ浅いですね。

ー少年たち、パーフェクトワールドと同じ時期だね。YouTubeを夜通し見続けるまでハマったポイントって何だとおもう?

会話のテンポ感だと思います。私現実でも、好きなタイプは?って聞かれると「打てば響くような会話ができる人、会話のテンポが合う人」ってすぐ答えるくらいで、会話とか言葉に置く比重が高いんです。なにかポイントがあるってわけではないんですけど、自分と合わないリズム感で会話されるとめちゃくちゃストレスで。

多分上京してきて方言と標準語のストレス感じてるのもあると思うんですけど(笑)

なので逆にリズム感とか語彙がハマるとめちゃくちゃ気持ちいいんですよね。

ーそれがハマった、と。

はい。もうドンピシャですよ。

本能で暴れまわるジェシー、それを受け少しの計算を加えて暴れる森本慎太郎、その二人を華麗に捌きつつボケをかましてくる田中樹。暴れまわった二人の餌食にされるがままかと思いきやバッサリ切る髙地優吾。独特な語彙で時に鋭く、時に周囲を置いていくツッコミをする松村北斗。自分だけの世界を展開するも人に厳しい京本大我

この6人の本能的で絶妙なやり取りがツボでしかなかったです。

ー聞いてると会話がどれだけ好きか伝わってきます。じゃあそんなSixTONESの各メンバーの好きなところ聞いてもいい?

長くなりますよ?語り切れないとは思いますけど。

ーどうぞどうぞ。じゃあ先ほど出てきた順番でいこうか。

ジェシーの好きなところは、その本能です。

会話の時もそうですが、パフォーマンスもどこか計算ではなく本能で動いている感じで。その迫力に飲み込まれそうになります。皆さん、太陽神ジェシーと表しますけど本当にその通りで、歩いているだけで民を統べる者であるかのようなオーラがあって、いつも現場を後にすると「今日も建国してたわ…」って言ってます。でもだからこそ今まで経験してきた見えない影の部分が気になったりもしますね。

ー次は慎太郎くんだね

慎太郎さんはバランスです。ボケていたかと思ったら結構円滑に仕切りをやったりする、1番バランスを感じたのは新春しゃべくりですね。あのフェイントは秀逸すぎました。会話の中で時々感じる地頭の良さにも惹かれています。パフォーマンス面では声ですね。あの甘く切ない高音で失恋モノのバラード歌われたら恋します。失恋モノなのに。

あ、あと足さばきです。Telephoneのときにめちゃくちゃ思ったんですがステップの音のハマり方が細かくて気持ちいいんですよね。衣装の丈が短いのもあって最高でした。

ー樹くんは?

樹さんは醸し出す危険な香りに酔いしれてる感じです。他の人だと「○○が△△だよね」って感想が言えるときでも「ヤバい」しか言えなくなる時が多々あるんですよね。言語化できない危険な場所へ誘われそうな感覚を本能が察知しているというか。

そんな危険さを孕みながらも、その考え方はクレバーかつ情熱的な面があってその賢さと危険性のギャップが好きです。あとツッコミのスピードと正確さは言わずもがなです。

ー髙地くんはどう?

髙地さん、髙地さんですよね。じつはまだ言語化未満というか、そこが好きなんですけど。あの、計り知れないですよね。いじられキャラかと思えばそれはその場で自分の役割を全うしているだけで、実はあまりいじられるのが好きではなかったり、唐突に堕ちた笑顔をかましてきたり、縛ったり目隠しで興奮したり、バイクで迎えに来たり(某女性誌)その底知れないながらも全力でアイドルな髙地さんはこれからも永遠の研究対象です。

ー次は北斗くん

北斗さんですね、北斗さんはまず語彙ですね。北斗さんの例えツッコミがめちゃくちゃ好きなんです。時々5人は(???)って顔してますけど、多分若干言語を選び取るセンスが女性寄りなんだと思います。わかんないですけど。何度かTwitterとかで話したことがあるんですが、語彙力=教養=品性だと思っていて。その人がものを伝えるときに何を選び取るかにその人の生き様を感じるので、要するに北斗さんの生き様が好きなんですよね。

そして表現、完全憑依型なのがたまりません。楽曲にしろ演技にしろ楽曲を自分のものにするというよりは自分が楽曲・役にのめりこむ、その中で自分に要素を取り込んで増幅させて外に出している感じが何とも危うげで強い引力があると思います。

ー最後に京本くん

京本さんは踊りが6人の中で一番好きなんです。特にショーっぽい構成の振り付けのとき、「あ、舞台に立つ人だ、踊ってきた人だ」って強く思いました。私がクラシックバレエ、ジャズ、タップを一通りやったのもあるとは思うんですが、しなやかながらもメリハリのある踊りがすごく好きなんです。SixTONESでその踊り方をするのはきょもほくなのかなと思っています。ディズニー音楽で踊る京本さんが見れるNEWSIESが楽しみです。あと意外と男らしいですよね。最初不思議な王子様だと思っていたので、ライブのパフォーマンスや煽りを見た時にとても野性的で驚いたのを覚えています。チェンエラのリフターの上で胡坐かいてマイク回す京本さん大好きです。

ー熱く語ってくれてありがとう。ハマったところはわかったよ。じゃあ、これからSixTONESにどんな仕事をして欲しいか3つ挙げてくれる?

そんな恐れ多い…けど見たいSixTONESはたくさんありますね!どんな仕事もうれしいといってしまえば簡単ですが特にやって欲しいことですね…迷いますけど一つ目は演技仕事ですかね。

ーハマったきっかけでもあるね

そうなんです、私が見たのはドラマですけど、演技仕事といっても色々あるじゃないですか。ドラマ、映画、舞台にミュージカル。全方面網羅して欲しいし、すでにたくさん出ているとは思うんですけど、特に見てみたいのは舞台ですね。それも歌唱シーン無し少人数のやつ。

ーどうして?

ドラマ、映画って切り貼りできるのが特徴であり良さだと思うんですよ、完成したものが見れる感じで。でも舞台って完全に生で毎回姿が変わるモノじゃないですか。今、まだ不安定な時期だからこそ、その情感が伝わるというかアグレッシブな舞台に出てほしいです。暗転、舞台中央白抜きスポットで独白のシーン!みたいなのがある作品がいいですね。凄い個人的な趣味ですけど(笑)

あと最近フォロワーさんとの会話で掘り起こされてしまったんですが落語をやる松村北斗、これ絶対見たいです。あ、話逸れてますねすいません。

ーなんとなく見たいものが伝わってきたよ。じゃあ2つ目は?

とにかくTVガイドPERSONに載って欲しいです。

これずっと言ってるんですけど近くて遠いんですよね…

ーAlphaには載ってるよね?

そう!そうなんですよ!Alphaは写真メインじゃないですか。PERSONはそう銘打っているだけあってインタビューがすごく丁寧で厚みがあるんですよ。「PERSONという名にかけてまだ誰も知らない〇〇さんを暴いて行こうと思います」とか気合いの入ったインタビューをしてくれることも多々あって、すごく読み応えがあります。特につけてくださるキャッチフレーズが秀逸で好きな人が載るときは毎回楽しみにしてるんです。早く載ってくれないかなぁってずっと心待ちにしてるんですけど、なかなか来ないですね。

ー3つ目は何かな?

とにかく音楽活動です。SixTONESに限らずどんなグループでもステージで魅せてくれる人達が好きで。ライブという空間でどんな表現をしてくれるのかすごく興味があるんです。先輩方の曲でも自分たちのイメージを持ってあれだけのステージが組めるSixTONESがこれから先自分たちの曲で世界観を作り出していくとなると、もう楽しみしかないじゃないですか。

ー世界観というとSixTONESはデビュー曲も少し異色だったよね

デビュー曲がImitation Rainって、僕たちは他とは違うって言ってるようなもんじゃないですか。音で戦うというか主戦場は世界だっていうか。そんなグループが作るアルバムなんて早く聴きたくてたまらないですよね。もちろんジャニーズ的トンチキソングも大好きなのでぜひそれも入れてもらって(笑)ギャップに殺されたいですね〜。アルバムならソロ曲・ユニット曲もめちゃくちゃ楽しみです。こっちは全力で世界観に振り切ってほしいです。

ーどんなものを生み出していくのか、楽しみだね。じゃあ最後に、これから応援していくにあたって忘れたく無いことって何かある?

最後に重たい質問するじゃないですか。そうですね、忘れたくないこと、あ、あれですね、追い続けることですかね。

ーファンを辞めないってこと?

いや、そうではなくて。その背中を追いかけられなくなったら…あれですね、目標にできなくなったら潮時かなという持論です。提示してくれるものを尊敬できなくなったら終わりかなという。

ー尊敬できているということが重要だってこと?

そうですね、もちろん好き!カッコいい!という感情が大前提ではあるんですが、自分が価値あるものだと思わないとお金って払えないじゃないですか。あ、凄いな、こんな風な表現なんだ、カッコいいな。って響いてきて、自分に今までと違う別の視点を与えてくれたり、なんとなくでも前向きにさせてくれるものでないと嫌だなという勝手な感情です。もちろん毎回こんなこと考えて応援してるわけじゃないですけど(笑)立ち止まったタイミングで考えることの根本にはこんなこと思ってるなとふと感じたので。

ーなるほど、興味深い話が聞けてよかったよありがとう。

 

 

 

約7200字

 

いや、やってみてわかったんですけど、これインタビューしてる人もされてる人も原稿に落としてる人もすごすぎますね。各方面の皆さんありがとうございます。

 

10000字に到達することは出来なかったんですがなかなか自問自答をすることもないので面白かったです。

 

皆さんも暇があればぜひ…

 

ここまで読んだ人いるんですかね?

大変長い時間お付き合いありがとうございました!!!!!!

 

私はこれから松村北斗10000字インタビューを読みます!

 

どうか来世でお会いしましょう!